木部の補修方法

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天然木を使用した家具が乾燥割れしてしまった場合の、ご家庭でもできる補修方法をご案内いたします。


木はどうして割れるのか?

原木から切り出した無垢材は、空気中の水分を吸ったり吐いたりする特性により「ひび割れ」や「反り」をおこす場合があります。
工場で加工された木材は、規定の水分量をクリアしていますが、設置場所の湿度変化に合わせて、木から水分を放出・吸収を繰り返し、割れが起こります。

  • オイル仕上げの補修方法

    オイル仕上げ等の塗装していない商品の補修方法。
    仕上げまで行える為、
    比較的きれいに仕上げる事ができます

  • 1 割れた箇所の汚れをきれいに拭き取り、水分が残っていないか確認してください。

  • 2 割れに沿ってマスキングテープを貼ります。裏側に蜜蝋が流れ落ちないよう割れ目をふさぐようにテープを貼ります。

  • 3 蜜蝋を溶かして、割れた隙間に流し込みます。 ※火傷や事故には十分にご注意ください。

  • 4 はみ出した蜜蝋をヘラを使って平らにします。木目に沿って行って下さい。割れが綺麗に埋まったら、ゆっくりとマスキングテープをはがします。

  • 5 サンドペーパーで割れ周辺を木目にそって軽く研磨し、家具用オイルを塗布した後、乾拭きしてオイルを乾かします。

  • 6 必要に応じて、木部の色に合わせた補修用のペンで色付けや木目を書きます。

  • 7 湿度や木の水分量が上がる事で、自然に割れた箇所が元に戻ろうとすることがあります。蜜蝋は木の動きを妨げず、押し出されて塞がりやすくなります。

  • 乾燥割れは、空気の乾燥する冬場におこりやすく、暖房器具の使用でさらにお部屋が乾燥します。
    また、夏場でもエアコン等で空気が乾燥する場合も割れが起こりやすくなります。加湿器などでお部屋の湿度を保ってください!

  • 塗装仕上げの補修方法

    ウレタンやラッカーなどの塗装を施した
    木製家具の補修方法です。
    塗装まで自分で行うのは困難な為、
    簡単に行える傷用クレヨンを用いた補修方法です。

  • 1 割れた箇所の汚れをきれいに拭き取り、水分が残っていないか確認してください。

  • 2 割れに沿ってマスキングテープを貼ります。ひび割れから1mmほど離して貼ってください。

  • 3 木部の色に近い色のクレヨンで、割れ目にすり込みます。表面から少し盛り上がるように塗るのがポイントです。

  • 4 ヘラを使って余分なクレヨンを割れ目に沿って削り取ります。

  • 5 表面が平らになったか確認をします。割れ目が埋まっていない場合は(3)・(4)を繰り返し行い割れ目を埋めてください。

  • 6 キッチンペーパーを使い軽く拭き取ります。この時も、割れ目に沿って拭き取ってください。

  • 7 表面がきれいに埋まっているのを確認したら、マスキングテープをはがしてください。

  • 8 表面を清掃し補修完了です。クレヨンは柔らかいので、針や爪などでひっかくと取れてしまいますのでご注意ください。

無垢材の特性で湿度の変化で木が膨張し割れた部分が元に戻ろうとする事があります。
クレヨンは柔らかい素材なので、木が戻ろうとする力の妨げになりにくい特徴があります。

  • ヘコミの補修方法

    天板など木部がへこんでしまった場合の補修方法。
    無垢材の特性を利用し、膨らまして直す方法です。

  • 1 へこんだ部分に水分を含ませ膨らませる事で補修ができます。
    ※欠けや削れてしまった場合はこの方法では補修できません。

  • 2 へこんだ部分に針を使い、表面に数カ所穴を開けます。面積が広い場合は、サンドペーパーで軽く表面を削ってください。

  • 3 濡れたタオルを用意します。へこみの部分を覆うようにかぶせます。タオルはしっかりと湿らせてください。

  • 4 へこみのある箇所の上にアイロンを当てます。タオルから水蒸気が出る事で、木部に水分を送り膨らませます。

  • 5 タオルをとって完成です。熱と水蒸気で塗装が白濁りしたり、木部が毛羽立つ事がありますので、あらかじめ目立たない場所で試してください。

※補修を行う際は、必ず日立たない場所で試してから行ってください。

本補修方法は、突板・MDF・合板・シートなど無垢材以外の素材には適用いたしません。
補修につきましては、自己責任のもと安全に注意して行ってください。

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