プランターで手軽に育てるハーブの種類|おうち時間の楽しみ方

ベランダ、プランターで育てるハーブ

暖かで気持ちの良い気候になり、外で気分をリフレッシュしたいところですが、なかなか外にお出かけしにくい状況が続いています。

家にいても季節や自然を感じれるように、花や観葉植物を部屋やベランダで育ててみると少し気分も晴れやかになるのではないでしょうか。

今回は、おうち時間を楽しく過ごす為に、べランピング気分でプランターでも手軽に家庭菜園できるハーブを紹介いたします。

ハーブは観賞用としてはもちろん、香りでのリラックス効果があったり、食用として料理に使ったりハーブティーとして飲んだりと、さまざまな用途で楽しめます。



<ミント>

ミント

ミントとは、ハッカの総称で100種類以上の種類のあるハーブです。丈夫で寒さにも強いので、はじめて植物を育てる人にもおすすめのハーブです。

チョコミントアイスやお菓子としても知られるペパーミントや、ハーブティーとして楽しまれることが多いアップルミントなど、種類によって見た目や香りが違います。

ペパーミントの爽やでスーッとする風味の主成分はメントールといい、鎮痛、鎮痒・冷却、殺菌作用などがあるため、ガムや歯磨き粉、化粧水や湿布薬にも使われています。

メントールには胃の消化促進作用があるため、食後のお茶としてもおすすめで、食べ過ぎ・飲みすぎなどで胃の調子が悪い時や、胃のむかつき症状、胃潰瘍の予防にも良いそうです。

花粉症で夜にくしゃみが止まらない時に、ミントでできたハッカ油の香を嗅ぐと、スーっとして喉のかゆみやくしゃみが少し和らぐので、寝室のアロマにも使っています。



植付時期 : 4月~ 5月 / 9月~ 10月

栽培場所 : 日当たりの良い場所が半日影、風通しの良い場所

用土   : 園芸用培養土

水やり  : 表面が乾いたらたっぷり与えます

追肥   : 固形肥料を2ヶ月に1回程度与えます

収穫   : 若い茎葉を摘み取り(多年草・一年中)


ミントは強い植物なので、適切に水やりをし日光をしっかり当てれば比較的簡単に育ちます。

苗を買う時に販売員の方にアドバイスをいただきましたが、ミントは繁殖力が強いので、安易に地植えをしない方が良いと思います。気がつけばミントしかないお庭になってしまわないようご注意ください。




<レモングラス>

レモングラス

細身のスッキリした葉で、葉を触ると、レモンに似た爽やかな香りがするハーブです。

成長するとススキのような見た目でかなり成長します。

乾燥させて料理の臭み消しやハーブティーとして楽しむのがおすすめです。


園芸店やホームセンターで買う片手にのるサイズのポット苗が、地植えで育てるすると、根本の直径で3〜40cmくらい、高さは1m以上と立派に成長します。

冬に枯れてしまうので、霜が降りる前に短くカットして室内に移すか、バッサリとカットして、ハーブティーや で使ってしまうと良いでしょう。

 


植付時期 : 5月

栽培場所 : 日当たり、風通しの良い場所

用土   : 園芸用培養土

水やり  : 表面が乾いたらたっぷり与えます

追肥   : 植え付け時に少量

収穫   : 必要な分を根本からハサミでカット(葉が鋭いので注意)




<ラベンダー>

ラベンダー

爽やかでフローラルな香り、観賞用としても人気の高いラベンダー。

品種改良が進んでおり、香りを楽しめる品種、観賞用メインで香りが少ない品種などもあります。

最も知られているのが写真のイングリッシュラベンダー(真性ラベンダー)です。

ラベンダーは高温多湿に弱い面もありますので、水はけがよくなるように注意し、水や肥料のやりすぎに注意しましょう。花がちった後は花茎を切り、風通しがよくなるように剪定しましょう。


乾燥させポプリとして香りを楽しんだり、風通しの良い場所で逆さに吊り下げておけば簡単にドライフラワーにする事ができます。


植付時期 : 3月~ 5月

栽培場所 : 日当たり風通しの良い場所

用土   : ハーブ用培養土

水やり  : 表面が乾いたらたっぷり与えます

追肥   : 開花期間中に液肥を適度に与える

収穫   : 必要な分をハサミでカット




<ローズマリー>

ローズマリー

地植えの写真ですが、ローズマリーも比較的強いハーブの一つで、乾燥した土でも育つ事ができ、強風にも耐える育てやすい植物です。


爽やかで清々しい香りが特徴的で、ローストビーフやチキンなどの香り付に使ったり、アロマや化粧品など幅広い用途で使用されているハーブです。


立生ローズマリーローズマリー

ローズマリー、おおきき分けて、木のように上に伸びる「立性」と、地面を這うように伸びる「匍匐(ほふく)性」、その中間的な「半匍匐性」があり、ほふく性はグランドカバーとしてもおすすめです。

プランターで育てる場合は「立生」か「半匍匐生」が育てやすいと思います。


ローズマリーの葉

触ると爽やかな香がし、油分があるので手が少しベトベトします。

この油分を蒸留機で抽出したアロマオイルも販売されています。

蒸留機は高価なので気軽には試せないですが、煮出してフレグランスウォーターとして使うのもおすすめです。


植付時期 : 4月~ 5月

栽培場所 : 日当たりの良い場所が明るい日影、風通しの良い場所

用土   : 園芸用培養土、排水性の良い土(赤玉土やバーミキュライトを混ぜ水はけを良くする)

水やり  : 表面が乾いたらたっぷり与えます

追肥   : 植え付け時に与えます

収穫   : 必要な分をハサミでカット



<ユーカリ>

ユーカリ

コアラが大好きなユーカリは、生長スピードが早い樹木です。ユーカリといっても種類がとても多く、種類によって葉の形もさまざまです。

日あたりと水はけがよい用土を選んで。風通しのよい場所で育てましょう。

茎が細く、折れてしまわないように支柱を立てて育てることをおすすめします。


成長したユーカリ

地植えで条件が良いとグングン大きくなり、あっという間?に2m以上になります。

中心の先端の芽を摘む事で樹高を抑えることができます。我が家でも定期的に剪定して2Mくらいに抑えています。


ユーカリの種類1ユーカリの種類2

清涼感のある香りで、心を落ち着かせてくれ集中力を高めてくれそうな香りです。

ハーブティーやアロマオイルには

抗菌、抗ウイルス効能があるそうで、鼻水、喉の痛み、咳などを鎮めてくれます。

また免疫を整える作用や抗ウイルス作用にもとても優れているので、風邪やインフルエンザ・花粉症の季節に大活躍してくれます。

剪定したユーカリの葉や枝を耐熱のボウルに入れ熱湯を注ぐだけで、ユーカリの爽やかな香を含んだ蒸気で、すっきりリフレッシュできます。


植付時期 : 4月~5月

栽培場所 : 日当たり風通しの良いところ

用土   : 園芸用培養土

水やり  : 表面が乾いて1~2日後にたっぷり与えます

追肥   : 特に必要ありません

収穫   : 枝を切って切り花やドライフラワーに



〜 食べれるハーブ 〜



<バジル>

バジル

パスタやピザなど、メジャーなイタリアンに欠かせないバジル。乾燥させて振りかけるドライバジル。生にままトマトとモッツアレラチーズに挟むと美味しいフレッシュバジル。ジェノベーゼのようにペーストして使ったりと大好きなハーブです。


トマトの根元にバジルを一緒に植える事で、水分調整や害虫忌避効果があるそうです。

ハーブは虫を寄せ付けない効果もありますが、バジルを好んで食べる虫もいるので注意が必要です。

虫を見つけたら速やかに取り除いて駆除しましょう。せっかく育てたハーブが穴だらけになるのは悲しいものです。

「米酢・トウガラシ・ニンニク」などを使った無農薬の虫除けスプレーを使えば食べる時も安心です。


植付時期 : 4月~6月

栽培場所 : 日当たり風通しの良いところ

用土   : 園芸用 / 培養土ハーブ用 培養土

水やり  : 表面が乾いたらたっぷり与えます

追肥   : 5月~9月頃にハーブ用の肥料を定期的に与えます。肥料が少ないと葉が黄色くなります

収穫   : 花を咲かせると葉が硬くなるので、剪定作業が必要です




<パセリ>

パセリ

お料理のつけあわせでよく使われるパセリ。

こちらも長期間栽培することができるお得感のあるハーブです。

パセリも乾燥させて細かく砕いて、パスタやお肉にかける調味料としても手軽に使えます。

よく水洗いしてから、屋外でザルに並べて乾かしたり、水気を切ったパセリを耐熱皿に並べてレンジで乾燥させる事もできます。

長時間レンジにかけると、乾燥しすぎで焦げたり、ハーブやキッチンペーパーから引火する場合があるのでご注意ください。


パセリイタリアンパセリ

1枚目がパセリで2枚目がイタリアンパセリで、葉の形状が違います。

どちらも簡単で、我が家は勝手に自生してしまった事があるくらい簡単で丈夫です。


植付時期 : 4月~5月

栽培場所 : 適度に日当たり風通しの良いところ

用土   : 野菜用培養土

水やり  : 表面が乾いたらたっぷり与えます

追肥   : 2~3週間に1度のペースで追肥

収穫   : 外葉から摘み取り、株を弱らせない為に常に10枚ほど残す



<大葉>

大葉

薬味や天ぷらなど、和ハーブとして古くから馴染みのある大葉。シソ(紫蘇)とも呼ばれ、青ジソと梅干しやシソジュースに使う赤ジソがあります。

4月から植えて、順調に成長すれば、夏にはそうめんの薬味として食卓で大活躍。

紫蘇は成長段階で呼び方が変わり、料理の用途も変わります。

タネから植えて小さな葉が数枚出た時にはお刺身のつまにつかったり、成長した大葉は刻んで薬味にしたり、天ぷらなどに。バトミントンのハネのようなタネ(実)はシソの実の醤油漬にしてご飯に載せたり薬味としてもおすすめです。


植付時期 : 5月

栽培場所 : 日当たりの良い場所、または半日陰、風通しの良いところ

用土   : 野菜用培養土に腐葉土を敷く

水やり  : やや湿った状態を保つ

追肥   : 2~3週間に1度のペースで追肥

収穫   : 葉が10枚以上になったら下の葉から収穫



<パクチー>

パクチー

タイ料理や中華料理によく使われるセリ科の香草として有名なパクチー(コリアンダー)。

独特な香りは好き嫌いがはっきり別れそうですが、デトックス効果がありビタミン類を豊富に含み栄養価が高いので、美容にも嬉しいハーブです。

ササミやエビ、野菜と一緒に包んだ生春巻きや、お肉やお魚料理にトッピングし香りを付けたり、葉を刻んでサラダやスープに入れたり、パクチーを入れるだけでエスニックな風味に。


植付時期 : 4月~9月

栽培場所 : 日当たり、排水、風通しの良いところ

用土   : 園芸用培養土

水やり  : 表面が乾いたらたっぷり与えます

追肥   : 様子を見ながら適宜与えます

収穫   : 若い茎葉を摘み取り(5月下旬~11月上旬)




家にいる時間が長くなり、インテリアや暮らしに関心が高まった方が増えていると思いますが、今までと違う生活でストレスが溜まりがちな毎日に癒しの要素を加えて、せっかくなので楽しく暮らしたいですよね。

ハーブは香もよく、鑑賞としても癒され、ドライフラワーやハーブティーなどいろいろと楽しめるので、興味がある方は育てやすい春に試してみてはいかがでしょうか。

春はから夏にかけては、日光と水やりを適切に与えれば比較的簡単に育てられると思います。

ただ、どうしても枯れてしまったり、虫がついたり...と、失敗もあると思いますが、自分で育てた植物を収穫するのは楽しく癒されると思いますので、ぜひお一度お試しください!




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