カバーリングソファのカバー脱着方法


SIEVEのソファの多くはカバーリングタイプとなり、カバーの脱着が可能です。
ファブリックに汚れやニオイが付着した場合、カバーをはがしてドライクリーニングでお手入れする事が可能です。

また、カバーのみを購入する事で、長くご使用いただき痛んでしまった場合や、カバーの色を変えて模様替えする等、張替えよりも容易に行うことができます。

 



クッションタイプのカバーリングの方法

ソファのカバーは、クッションとほぼ同じ大きさで出来ていますので、脱着に多少コツが必要となります。
しかしポイントさえ押さえていただければ、簡単に取り外したり付け換えていただく事ができます!

こちらではクッションタイプのカバーリングソファのカバー脱着方法について説明させていただきます。

 

①カバーとクッションの向きを確認



カバーはクッションの形に合わせて向きがございます。クッションと、カバーの形状をご確認いただき、前後、上下をお間違えないようご確認ください。
ファスナーの位置が中材とカバーで同じ箇所になるよう準備してください。

※中材を取り出す際に、向きをご確認ください。
 

クッションの形状は、よく見るとデザインに合わせて形が異なります。
さらに、ソファにとって大変重要な、座り心地にも影響します。クッション材の表面と下面ではクッションの硬さが異なりますので、上下を間違えて設置するとソファ本来の座り心地を失ってしまいます。

カバーをする際は、まず本体にクッションを設置し、形状を確認してください。一般的なソファはファスナーの位置が底面の背もたれ側についている場合が多いので目安にしていただければと思います!


 

②クッションを折り曲げ、カバーを入れやすくします

クッションとカバーの位置をご確認いただき、クッションを脚で挟み込んで折り曲げます。この写真の場合、クッションのファスナー位置は、後方の上部になります。

 

③カバーを均等に差し込みます

カバーの向きを確認し、均等にカバーを差し込みます。クッションを折り曲げるのが難しいようであれば、床に傷がつかないようラグなどを敷き、軽く体重をかけて曲げる方法もございます。

 

④クッションを押し込み、角を合わせる

ある程度クッションが入りましたら、クッションの端を手で片方ずつ押し込んでください。 クッションとカバーの角が合うように入れるのがポイントです。片側が入りましたら、反対側も入れてください。
 

⑤角を合わせ形を整える

クッションが全て入りましたら、ファスナーを閉める余裕を確認してください。
クッションの四隅が合っていないと、ファスナーを閉める際に無理な力が加わり、ファスナーを破損してしまう可能性がございます。
中材をカバーの形に合わせて入れる事が出来ましたら、クッションを手のひらでパンパンと数回叩いてください。 クッション中材がカバーの形に馴染んで行きます。

 

⑥ファスナーを閉める



ファスナーを閉める際は、ファスナーだけの力で閉めるのではなく、カバーを少し引っ張り、ゆっくりと閉めてください。
※無理な力が加わりますと、生地やファスナーが破損する恐れがございます。
※ファスナーで手や中材の不織布を噛まないようご注意ください。

 


SIEVEのクッションカバーには、ファスナーが半分ほど隠せるよう設計されています。
ファスナーの突起部分を隠す事で、クッションにスキッリとした印象を与え、引っかかりを抑えます。

 
ファスナーが閉まりましたら、形をなじませるように、手で叩いて形を整えてください。角がクッションの形状と合って入れば完成です!




 

カバーをはがす場合

カバーをはがす場合は、ファスナーを全開にし、クッションを手で押しながら折り曲げながらファスナー側の角の片側を少し引き出します。
片側が出た状態で、反対側の角も同じ要領でゆっくりと引き出します。

中材がファスナーの開口から出ましたら、クッションを折り曲げながら、少しづつ均等にクッション中材を引き出し完了です。




 

本体のカバーリング方法

SIEVEのソファは本体のカバーも取り外しが可能です。
本体がカバーリングのソファは、本体の底面にマジックテープがついていますので、底面に手を伸ばし、ゆっくりと生地をはがしてください。 本体についてはソファの形状によって脱着方法が異なります。
まずはマジックテープを全てはがし、バランスを見ながらはがしていただきます。
はがしたマジックテープにテープ状の布を貼っていただく事で、一度はがしたマジックテープが再度ソファに付くのを防ぎ、はがしやすくなります。
シーヴのカバーリングタイプのファブリックカバーは、ドライクリーニング、または手洗いでお洗濯して頂く事ができます。
※一部の素材はお手入れ方法が異なります。商品の仕様をご確認ください。

軽度の汚れであれば、ブラッシングや拭き掃除で十分ですが、コーヒーやジュース等をこぼしてしまい、シミや汚れが取れない場合や、全体的に汚れてきた場合など、定期的にクリーニングする事で、清潔ですっきりとした気分でお過ごしいただけるのではないでしょうか。

水性の汚れであれば、出来るだけ早くカバーを取り外してください。汚れの下にタオル等の当て布をし、濡れたタオルで叩くように汚れを下に移す作業を繰り返す事で、概ね目立たなくなります。

汚れや臭いが気になる場合は、30度以下の水と洗濯洗剤をご使用いただき、優しく手洗いを行なってください。 乾燥は風通しの良い日陰で自然乾燥でお願いいたします。

※ 生地は洗濯すると数% 縮むと考えていただく必要があります。
※ ソファカバーも衣類と同じで、素材によって縮みやすかったり色落ちしたりする物がございます。
※乾燥機、ドライヤーなどで熱を与えないようお願いいたします。

カバーのお手入れ中に、クッションの中材や本体のメンテナンスをされる事をオススメいたします。
中材は軽く手で叩き、ウレタンやフェザーの空気を含ませる事で湿気を逃します。
フェザーを使用している商品は、湿気を逃し空気を含ませる事で、柔らかさが復元し、座り心地も良くなります。
本体の隙間にはゴミが溜まっている事がありますので、掃除機やコロコロでお掃除していただくと、清潔にご使用いただけます。
座クッションについても、窓を開けてお部屋の風通しの良くし、中材を立てかける等していただくと良いと思います。
※直射日光は変色などの原因となりますので避けてください。

ぜひ、ご参考にしていただき、ソファを長く快適にご使用いただければと思います。


 

ご注意ください!

※カバーリングをされる際は、ファスナーに指をはさむ等、怪我をなさらぬようご注意ください。

※ご家庭で水洗いされた場合、生地の収縮によりカバーが出来なくなる場合がございます。

※クッション中材の不織布(白い布)にもファスナーがついておりますが、こちらは取り外し、クリーニング等はできかねます。誤って外してしまいますと、中材のウレタンや綿が出てしまいますので、取り出さないようご注意ください。

ドライクリーニングとは、乾燥洗濯(かんそうせんたく)の意味で、水を使わない洗濯方法です。 家庭用の洗濯機にある「ドライ/ ドライコース」機能は、クリーニング店が行う「ドライクリーニング」とは異なります。 家庭用洗濯機のドライコースは、いわゆる「おしゃれ着洗い」で、おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)と水を使用します。 洗濯機のメーカーや種類によって、『ドライコース』『おうちクリーニング』『手洗い』『ソフトコース』など名前が異なりますが、ドライクリーニングではありません。